こんにちは。うまいちです。
レトルトパウチのベビーフードって、便利ですよね。
我が家でも、主食と汁物は準備をして、おかずにはベビーフードを利用することがあります。
料理が得意ではない私でも簡単に準備が出来るし、助かっています。
ところで…ベビーフードを買うようになってから、気になっていたことがひとつあります。
それは、レバー入りのメニューが多いこと。
私は普段レバーを食べることはあまりないのですが、ベビーフードには結構な確率で使われています。
何故でしょうか。せっかくなので、調べてみました。
レバーについて
※ベビーフードに入っているレバーは基本的に鶏レバーのようです。以下の数値は鶏レバーとして調べたものを書いています。
まずは、レバーについて知る必要がありそうです。
詳しくない私でも、レバーと言えば鉄分！というイメージがなんとなくあります。
そこから、ベビーフードも鉄分補給が目的だろうか、と想像しましたが…果たして正しいでしょうか。
レバーの栄養素
調べてみると、鉄分はもちろん、他の栄養素も多く含まれていました。
鉄分
まずはイメージ通りの鉄分。予想通り、トップクラスの含有量です。
また、レバーに含まれる鉄分はヘム鉄といって、植物性の非ヘム鉄に比べて5～10倍の吸収率があるとのこと。
鉄分と言えば、他にほうれん草が思い浮かびますが、含有量はレバーの1/10ほど。上記の吸収率も考えると、同等の鉄分を摂るには結構な量を食べる必要がありますね。
ビタミンB12
鉄分と同じく、貧血防止に重要なのがビタミンB12。赤血球を作る働きがあります。
ビタミンB12は、野菜や果物にはほぼ含まれていません。
レバーの他には、しじみやあさりなどの貝類、のり、いわしなどに多く含まれているようです。
ビタミンA
動物性のビタミンA(レチノール)も多く含まれています。
ビタミンAは、赤ちゃんの成長を促し、目や皮膚の健康維持、免疫力向上にも重要な栄養素です。
ただ、ビタミンA(レチノール)は過剰摂取すると危険です。詳しくは取り上げることが出来ませんが、健康被害の他、胎児への影響が指摘されています。
ビタミンB2
ビタミンB2も、成長に欠かせない栄養素です。3大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)をエネルギーに変換する働きがあります。
不足すると口内炎が出来ることもあります。
元気にご飯を食べてもらうためにも、赤ちゃんにはしっかり摂らせてあげないといけませんね。
亜鉛
亜鉛も、赤ちゃんの免疫力を向上させてくれる栄養素です。
成長を促し、骨を丈夫にしてくれる働きがあります。
タンパク質と合わせて摂ることで新陳代謝が活性化され、肌トラブルの改善にも効果的です。
葉酸
妊娠中に聞く事の多い葉酸も、豊富に含まれています。
ビタミンB12と共に赤血球を作る働きがあり、どちらが不足してもダメなのだとか。
ちなみに、ほうれん草の葉から発見されたことで、葉酸と名付けられたそうですよ。
調理済みは嬉しい
ちょっと調べて見たら分かるように、とっても栄養豊富なレバー。
当然ながら、レトルトに限らず家庭で調理したレバーも離乳食にぴったり。
離乳食のレシピも、調べるとたくさん見つかります。
ただ、料理経験がほぼゼロの私には、正直結構な手間に思えました。
レトルトパウチのベビーフードは、そんな私でもレバーを食べさせてあげられる、嬉しいアイテムなのでした。
食べ過ぎには注意
栄養が豊富でいい事づくしに思えますが、レチノールや亜鉛は過剰摂取すると危険。
月並みではありますが、食事はバランスが大事ですね。
また、離乳食としてレバーを食べることが出来るのは、7～8ヶ月頃からだそうです。
ベビーフードには対象月齢が書いてありますが、あげる前に一度確認を。
まとめ
貧血防止のための鉄分補給、加えてそれ以外の栄養素も、赤ちゃんの成長に必要不可欠なものばかり。
レバーは、赤ちゃんの食事にうってつけということですね！
気になっていたことが解決してすっきりしました。
自分では食事を選べない赤ちゃんだからこそ、ちゃんと考えてあげないといけませんね。
レトルトを使う場合でも、好き嫌いだけでなくバランスも考えるように、一層注意したいと思った次第です。
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