新婚1年目でマイホームを建てるまでの流れ ハウスメーカー選び編

こんにちは。うまいちです。

前回(新婚1年目でマイホームを建てるまでの流れ 土地購入編)に続き、今回はハウスメーカーをどのように選んだか、決めるまでの紆余曲折を含めてご紹介します。

ちなみに、都合上記事を分けてはいますが、実際には並行している部分も多くあります。

マイホームを建てるまで(ハウスメーカー選び編)

家を買うのではなく建てよう!と思ったならば、今度は建て方も決めることになります。

ハウスメーカーなのか、設計事務所や大工に相談するのか。

ハウスメーカーも大手なのか、地元なのか。親戚や身の回りに建築関係の人がいるのか。

ですが、なにより先に考えなければいけなかったのは、どんな家を建てたいのか、でした。

どんな家を建てたいのか

ログハウスメーカーとの出会い

何か用事でお隣の県に行った日。車を走らせていると、道沿いの住宅展示場にふと目が止まりました。

妻も同じだったらしく、ちょっと寄ってみようかと入ったそこは、BESSの展示場でした。

話を聞いてみると、ログハウスを中心に建てられている、ハウスメーカーとのこと。

早速、モデルハウスを見させてもらいました。

家は道具!?

BESSの担当者さんの話で印象的だったのは、単に家を売ると言うのではなく、暮らしの道具を提案する、といった感じであったこと。

私のそれまでの感覚では、家を買うというのは、住むところを買うということでした。

でも、楽しむために買う、遊ぶために買う、という風に、家に合わせて暮らしを変えるのではなく、どのように暮らしたいか?で家を考えるという。

今、文字にすると当たり前のようにも思えますが、私にとっては少し違った考え方を教えてもらえたいい機会でした。

ログハウス、いいね!

薪ストーブや土間が似合うリビング・キッチン、大きな吹き抜け、梁の見える高い天井、そして何より木の温もり。

寒い時期だったからか、特に木の家+薪ストーブの魅力は印象的で、今でも肌に残っています。

BESSのいかにも楽しい!おしゃれ!なモデルハウスを見て、妻も私もテンションアップ。

その日の内に、仮見積とローンの仮審査をお願いして帰ったほどでした。

BESSの見積もり結果

それほど日を空けることなく、お見積を頂きました。

組み立てログハウスのため、シリーズ、大きさ、エリアによって、おおよその金額はすぐ分かるそうです。

エリアによって違うのは、寒冷地かどうかなどで設備が若干変わるためということでした。

金額的には…予算ぴったりかな、といった所。前述の通り組み立てだからか、思ったほど高くないという結果でした。

ログハウスにするのか、否か

ログハウスの魅力にすっかりあてられていた私たち。

少し日を開けたおかげで、このまま建ててしまおうか、とはならずに冷静に考えることが出来ました。

予算は大丈夫。

思ったような間取りを実現するのは難しそう。

立地的に、ログハウスの外観はハマるだろうか。

僕らは果たして、手間を楽しむログハウスに向いているだろうか。

そんな色々を考えた結果、ちょっと決断するには早そうだと。

この件は一度置いておいて、別のハウスメーカーも行ってみようということになりました。

木の家を建てたい

ログハウスに出会ったのがきっかけで、建てたい家のぼんやりとしたところが見えてきました。

木の家。無垢の家。木の温かみや肌触りを感じる家にしたい。

ログハウスかどうかは別として、無垢の家にしたいという部分は、どうやら固まりました。

木の家を建てるハウスメーカーを探そう!

そこで、無垢の家を建てているハウスメーカーを探すことにしました。

ネットや折込チラシを見たり、職場で耳にすることが多い工務店をチェックしたり。

そうして、いくつか候補が見つかりました。

いざ、見学へ

候補の中から3社、モデルハウスや完成見学会に参加しました。

設計を始めるだけで200万円!?のハウスメーカー

そのうち1社は、モデルハウスの見学とご説明を聞きましたが、どうも縁がなさそう。

と言うのも、設計を始める前に、概算見積の10%を頂きますとの話なのです(設計費?手付金?名目は忘れました)。

仮に2,000万円の予算で進めていたら、建てる前から200万円払うということになります。

その考え方は、ちょっと私たちには合いそうにありませんでした。

独自のウリを持つ、地元ハウスメーカー

2社目は、完成見学会のチラシで見つけた地元のハウスメーカーさんです。

無垢の家をメインに、他では見なかった特徴をいくつか紹介されていたのが気に留まりました。

少し遠方でしたが、完成見学会にお邪魔すると代表の方が親切に対応してくれました。

気になっていた特徴についても伺うことができ、より信頼と興味が湧きました。

一度、我が家の提案も頂きたいとお伝えし、後日訪問することにしました。

お寺や神社を手がけている、木造建築のプロ

最後の1社は妻の友人の家を建てた建設会社です。私も友人宅にはお邪魔したことがあり、隅々まで見たわけではありませんが、広くて使いやすそうな玄関が印象に残っていました。

宮大工をされているらしく、木の家を依頼したら本領を発揮して頂けるのでは?と期待が持てました。

見積もり、依頼へ

結局、2社目と3社目に設計と見積もりをお願いしました。

どちらの設計・提案も良かったのですが、予算や提案の柔軟さから、2社目のハウスメーカーさんに決めて詳細設計、予算調整などを進めました。

まとめ

ログハウスとの出会いが、我が家のテーマを決めるきっかけとなりました。

無垢の家はなんとも居心地がよく、つい友人を呼びたくなるような家になりました。

次回は、楽しくも苦心もあった、マイホームの設計について書いてみたいと思います。