こんにちは。うまいちです。
私の職場ではグループウェアを導入しています。そのため、読書やネットサーフィンをせずとも、日々誰かの文章を読む機会があります。
それらの文章は当然、誰かに読んでもらう、伝えるための文章な訳ですが…残念ながら、全く伝わってこない文章も中にはあります。
自らへの戒めの意味でも、今回は「伝わらない文章」の特徴について考えてみました。
伝わらない文章の特徴
1.読みにくい
まず一つ目は、単純に読みにくい文、文章についてです。
文章を書く際、一番基本になる部分じゃないかなと思います。
長すぎる
1行が長すぎる文は、それだけで読みにくいといえます。
多くの人は、文を読むときは文頭の方から理解を進めていくと思います。
長すぎる文の場合、文末に来る頃には文頭のことを忘れてしまうので、読み返さないといけなくなります。
句読点がない、おかしい
読点(、)が全くない文も、長すぎる文と同じような読みにくさがあります。
適切な「、」があれば、一度そこまでを理解して、続きを読み進めることが出来ますが、「、」がない文はそれが出来ません。
読み手側が考えながら切ることも出来なくはないですが、疲れますし、意味が変わってしまう場合もありますよね。これは「、」が適切ではない場合も同様です。
句点(。)については、改行さえあれば(特にWEB上では)問題ない場合も多いと思います。
ただ、中には「。」なし改行なしで長々と書く人がいます。読みにくいことこの上ないですね。
妙な改行
改行がおかしい文章は、私の見る限り二つのパターンがあるんじゃないかと思っています。
1.狙ってやっている(読点の代わり?)
一応、意味のあるところで改行されているパターンです。読点をつけてもらえれば十分です。
2.エディターの幅
意味もなく、単語の途中で改行されているパターンです。一行の幅が同じなので、Windowsのメモ帳などで書いた文章を貼り付けているのだろうと思います。
意味のある改行ではないので、当然読みにくいです。PCが得意でない人ほど、これをやるイメージです。
2.構造がおかしい
二つ目は、構造がおかしい文章についてです。
結論がどこか分からない
ビジネス書などには、「結論を先に書きなさい」とよく書かれていますが、それ自体はケースバイケースだと思います。
どうしても、話の背景などを先に知ってもらいたい場合もあるだろうし、結論が最後の方が説得力が増す場合もあるかと思います。
私自身も、その辺りは書きながら調整することが多いです。
ただ、全文読んでも結局どこが結論なのか分からない文章については、「ん?」ってなります。
読み返して、こちらで推測しないといけないので疲れますし、本意がどうかも分かりません。
結論がない
中には、結論といいますか、自分の考えが全くない場合もあります。
「~を見つけて、良いと思ったのでシェアします(以下コピペ)」みたいなやつです。
情報共有も良いですが、こちらが一番知りたいことは「なぜそれを良いと思ったのか?」だったりします。ブログならともかく、仕事なので…。
途中で別の話になる
何かテーマや目的があって話しているはずなのに、途中で話が変わっていることがあります。
本人の中では繋がっているのかも知れませんが、読む側は混乱してしまいます。せめて前置きがあれば、一旦逸れることが分かるので混乱は最小限に留まります。
3.見直されていない
最後の三つめは、書いた後で見直されていないであろう文章です。
校正していない
最初から読みやすい文章、構造がしっかりしている文章を書ける人は、それほど多くないと思います。
人に読んでもらう文章である以上、やはり書いた後の校正は必要ではないでしょうか?
完璧な文章は難しいとは言え、これをするとしないとでは雲泥の差があります。
誤字脱字が多い
誤字脱字は誰しもするもの。それが目に付くか付かないかは、人目に出す前に見直したかどうかによるものだと思います。
あまりに誤字脱字が多い人の文章は、読む際にいつも気になってしまうようになります。
そうなるともう、文章に集中するどころではなくなります。
専門用語が多い
読み手が分かる言葉で書く、と言うのは大事な事だと思います。
必要以上に難しい言葉を使っていないか、専門用語に注釈はいらないかなど。
書いた後に読み返せば、より伝わりやすい文章に変えられるのではないでしょうか。
まとめ
今回は伝わらない文章の特徴として、普段気になっている点を三つ挙げてみました。(ちょっと愚痴が入りました…)
逆に、伝わるように考えられている文章って素敵ですよね。
読み手側は特に意識せずに、内容に集中できます。
私もそういう文章が書けるよう、日頃から心掛けていきたいと改めて思った次第です。