伝わらない文章の3つの特徴

  • 2017年10月10日
  • 2017年10月11日
  • 日記

こんにちは。うまいちです。

私の職場ではグループウェアを導入しています。そのため、読書やネットサーフィンをせずとも、日々誰かの文章を読む機会があります。

それらの文章は当然、誰かに読んでもらう、伝えるための文章な訳ですが…残念ながら、全く伝わってこない文章も中にはあります。

自らへの戒めの意味でも、今回は「伝わらない文章」の特徴について考えてみました。

伝わらない文章の特徴

1.読みにくい

まず一つ目は、単純に読みにくい文、文章についてです。

文章を書く際、一番基本になる部分じゃないかなと思います。

長すぎる

1行が長すぎる文は、それだけで読みにくいといえます。

多くの人は、文を読むときは文頭の方から理解を進めていくと思います。

長すぎる文の場合、文末に来る頃には文頭のことを忘れてしまうので、読み返さないといけなくなります。

句読点がない、おかしい

読点(、)が全くない文も、長すぎる文と同じような読みにくさがあります。

適切な「、」があれば、一度そこまでを理解して、続きを読み進めることが出来ますが、「、」がない文はそれが出来ません。

読み手側が考えながら切ることも出来なくはないですが、疲れますし、意味が変わってしまう場合もありますよね。これは「、」が適切ではない場合も同様です。

句点(。)については、改行さえあれば(特にWEB上では)問題ない場合も多いと思います。

ただ、中には「。」なし改行なしで長々と書く人がいます。読みにくいことこの上ないですね。

妙な改行

改行がおかしい文章は、私の見る限り二つのパターンがあるんじゃないかと思っています。

1.狙ってやっている(読点の代わり?)

一応、意味のあるところで改行されているパターンです。読点をつけてもらえれば十分です。

2.エディターの幅

意味もなく、単語の途中で改行されているパターンです。一行の幅が同じなので、Windowsのメモ帳などで書いた文章を貼り付けているのだろうと思います。

意味のある改行ではないので、当然読みにくいです。PCが得意でない人ほど、これをやるイメージです。

2.構造がおかしい

二つ目は、構造がおかしい文章についてです。

結論がどこか分からない

ビジネス書などには、「結論を先に書きなさい」とよく書かれていますが、それ自体はケースバイケースだと思います。

どうしても、話の背景などを先に知ってもらいたい場合もあるだろうし、結論が最後の方が説得力が増す場合もあるかと思います。

私自身も、その辺りは書きながら調整することが多いです。

ただ、全文読んでも結局どこが結論なのか分からない文章については、「ん?」ってなります。

読み返して、こちらで推測しないといけないので疲れますし、本意がどうかも分かりません。

結論がない

中には、結論といいますか、自分の考えが全くない場合もあります。

「~を見つけて、良いと思ったのでシェアします(以下コピペ)」みたいなやつです。

情報共有も良いですが、こちらが一番知りたいことは「なぜそれを良いと思ったのか?」だったりします。ブログならともかく、仕事なので…。

途中で別の話になる

何かテーマや目的があって話しているはずなのに、途中で話が変わっていることがあります。

本人の中では繋がっているのかも知れませんが、読む側は混乱してしまいます。せめて前置きがあれば、一旦逸れることが分かるので混乱は最小限に留まります。

3.見直されていない

最後の三つめは、書いた後で見直されていないであろう文章です。

校正していない

最初から読みやすい文章、構造がしっかりしている文章を書ける人は、それほど多くないと思います。

人に読んでもらう文章である以上、やはり書いた後の校正は必要ではないでしょうか?

完璧な文章は難しいとは言え、これをするとしないとでは雲泥の差があります。

誤字脱字が多い

誤字脱字は誰しもするもの。それが目に付くか付かないかは、人目に出す前に見直したかどうかによるものだと思います。

あまりに誤字脱字が多い人の文章は、読む際にいつも気になってしまうようになります。

そうなるともう、文章に集中するどころではなくなります。

専門用語が多い

読み手が分かる言葉で書く、と言うのは大事な事だと思います。

必要以上に難しい言葉を使っていないか、専門用語に注釈はいらないかなど。

書いた後に読み返せば、より伝わりやすい文章に変えられるのではないでしょうか。

まとめ

今回は伝わらない文章の特徴として、普段気になっている点を三つ挙げてみました。(ちょっと愚痴が入りました…)

逆に、伝わるように考えられている文章って素敵ですよね。

読み手側は特に意識せずに、内容に集中できます。

私もそういう文章が書けるよう、日頃から心掛けていきたいと改めて思った次第です。