こんにちは。うまいちです。
プログラマーという仕事は、基本的には年中PCと向かい合っています。仕事中に体を動かすことが少なく、ほとんどデスクの前に座りっぱなし。
当然ながら、運動不足になりがちですよね。
趣味でスポーツをしていたり、体を動かす時間を意識して作ったりしている人は良いと思います。ですが、そういう時間がなかなか取れない…という方も多いんじゃないでしょうか。
実際私も、運動不足の悩みを抱えていました。
仕事中はほとんど机の前、通勤も車、スポーツをする趣味もなし…。
運動不足は分かっていても、休日や帰宅後に時間を取って体を動かすというのも、なかなか出来ずにいました。
そんな私が、ここ1年くらい実践している方法を紹介します。
立って仕事する(スタンディングワーク)
ここ1年くらい、私が実践しているのはこれです。
理由は簡単で、最初はなんとか時間を作って歩いたりしていたのが、結局続かなかったからです。
ならば仕事中にどうにか解消しようと思ったら、どこかで見ていた立ち仕事スタイル(スタンディングワーク)が頭に浮かびました。
実践方法
昇降可能なデスクを導入できれば一番いいと思いますが、仕事環境などもありますので厳しいかと。
私も会社に話を通すのは難しそうだったので、あまり規模の大きいものは考えず、手近なもので実践しました。
必要なのは、デスクに置いているディスプレイ・マウス・キーボードの高さを上げることでした。
ディスプレイ
100均(ダイソー)のコンテナボックスを買ってきて、底を上にして置いてディスプレイを乗せました。
立った時に目線が少し下がるくらいが、姿勢的に良いとのこと。デスクの高さ次第ですが、何とか合うコンテナボックスを探しました。
キーボード・マウス
キーボードとマウス(+マウスパッド)は、実家に転がっていたラックに、同じく100均のコンテナボックスを乗せて調整しました。
キーボードに手を乗せていて疲れない高さを探りながらでしたが、うまい具合に高さが合いました。
ちなみに100均のコンテナボックスを選んだのは、
- (お試しだから)安く済ませたい
- たためる方が座る(どかす)場合に邪魔にならなそう
- 底が平らで物が置けそうな商品が、1意外と少なかった
といった理由です。見た目はかなりダサいので、そのうち見直そうと思いながら1年が経過しました。
補足
デスクに置いていたときと違い、マウスを浮いた場所で使うのが少し違和感ありました。
奥行きが狭く、手首を置いてマウスを使えなかったのです。
最初のうちはそのまま使っていたのですが、どうにも馴染めず。
手首を乗せるよう調整する方法も考えましたが、結局はワイヤレスのトラックボールマウスを買うことで解消しました。
スタンディングワークの効果、感想
30歳を越えて少しずつ増加を見せていた体重が戻り、以前の体重を維持できるようになりました。
食生活や生活スタイルも変化がある上、数値で測ったのは体重だけですが、間違いなく運動不足解消に役立っています。
また、自分では気づきませんでしたが、妻によると以前より足が細くなったらしいです。
更に言えば、ずっと座っているよりも、作業に集中しやすくなりました。立ち仕事と座る仕事を分けることで、メリハリが出たように思います。
具体的には、設計や調べものは座って行い、それを形にするときには立ってコーディングしています。
ずっと立つのは疲れるので、自然と時間制限が生まれ、だらだらと調べものorコーディングをしている時間がなくなりました。
課題
1年近く続けていますが、座るときにキーボードとマウスをどうするか、実は課題が残ったままです。
ディスプレイはそのままにせよ、腕を上げたままタイピングをするのは姿勢的としても問題がありそうです。
今のところ、考える系の作業や、ホワイトボードを使った設計など、キーボードやマウスをあまり使わない仕事をしています。
簡単に戻せるようなアイテムがあれば、導入したいですね。
まとめ
最初は仕事仲間の目も多少気になりましたが、今では慣れました。
運動不足を気にしている仲間は感想を聞いてきます。その時は、一緒にやろうと薦めています。
「とりあえず始める」のは、意外と簡単でした。続けた結果にもなかなか満足しているので、今後も工夫をしながら続けるつもりです。